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この話は、のちに私、清美の「主」として仁王立ちするNさんが私にしたこと、私が見たこと・聞いたことを、ここに綴るように命じられて書き記すことになった話です。
当初、プレイした直後にアップするように言われましたが、Escalationを途中で止めるわけに行かないことを説明し、お願いして、理解を頂いたので順次アップします。
10月の半ばになっても今年の猛暑は終わらない。
夏物の服を仕舞うことができぬまま、短命に終わる秋を目前にしたとある夜、清美は「夫」のFにベッドで抱かれようとしていた。
清美は年齢に応じた、ごくごく地味なベージュのスリップに、同じくベージュのフルバックパンティを纏い、Fの慣れた手つきに身体をまさぐられる。
決して上手でも情熱的でもないが、「夫婦の営み」のFの行為に清美は一種の安心感を覚えていた。
やがて、Fのその手が、そろそろと言う感じで清美のスリップの肩紐に手をかけたそのとき、二人は同時に驚き、振り返った。
「Fさん、やっと見つけたよ。こんなところで奥さんとお楽しみだったとはね。」
低く威圧感音のあるその声の主は30代半ばから後半だろうか?
その男と横にいる男を初めて見る清美は、声も出ずに固まり、顔見知りと思しきFは、あからさまに困った顔をした。
「Fさん、困るね。音信不通になられるのは困るんだよ。」
男は、ゆっくりと話を続けたが、清美には何のことかわからない・・・。
「Fさん、今日は約束の日だったでしょう?なんで約束の時間に来なかったんですか?」
男は、そう言って連れの男に何やら紙を取り出させたのです。
「これを読むのは簡単だが、その前に、おい、Fを縛れ。」
男は連れに命じて、困った顔をしているFを持ってきた短いロープで後手に縛った。
連れの男は、その男に言われるまま後手に縛ったFを男の目の前に連れてきた。
「これが、自分で書いた約束だろう?Fさん。このとおりのことをしてもらおうかな?
それとも奥さんの前で読んでやろうか?」
そう言って、男は声を上げて笑った。
清美は、ただベッドの上で、その光景を見るしかなかったのだった。
続く