車の中での喜悦「あいにく俺は運転中だ。
もう浣腸はしてきたんだろう?
なら、自分でそれを入れろ。」
私が見た袋の中には、
見慣れた、あの悪魔の責め具・・・・・・
ファニーヒルズと言うバルーンにバイブレータの付いたものだったのだ・・・
そして、潤滑用のローションやタオルも入っていた。
普段、Tに使われていたものを自分で挿入できるのか?
私は自問自答した。
しかし、急かされてそれを中にしまわなくてはならない・・・
しかもそんなに簡単に入る代物ではない。
まずTバックパンティを下した。
それから、指でゆっくりとその部分を撫ぜた。
言ってみれば、自慰行為に近い姿だ。
そして、何度かトライした。
その間、車は決して大通りには出ないようだった。
隣に大きな車が来て覗かれるのではと、少しヒヤヒヤし始めた。
何度か痛みを伴い、上手く入らなかったが、五度目くらいでそれは飲み込むことが出来た。
「ちゃんと下着を付けろ。」
Tに命じられ、タオルを使い、余ったローションを丹念に拭き、そしてまたTバックを元に戻した。
自分でポンプを押すように言われ、バイヴのスイッチもONにさせられた。
「
んん・・・。」
思わず声が漏れた。
そして、シートにちゃんと座るように言われた。
振動で当たると痛みを感じることもあったが、減速、加速、そして曲がるとき、微妙にそれは刺激を与える。
「
あぁ・・・あぁ・・・・。」
やがて普段通りの清美の喜悦の声が、車の中に漏れるようになった。
いったい、これからどうなるのか・・・不安を覚えながら、やがて見慣れた景色が視界に入ってきた。
もうすぐ、主のマンションに着く。
本当の責めは、そこで始まることを清美は覚悟していた。
続く