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Nに追い立てられ、清美はトイレ、と言ってもユニットバスゆえ、洗面台もある個室に押し込まれた。
「さぁ、お約束の、いや、ご希望の浣腸をしてやるよ。
どんな奥さんか、知らずに来たからとりあえず一箱用意してきた。
でも、このケツで足りないかもしれないな。」
Nはそう言って笑い声をあげて、洗面台の上にある「イチジク浣腸」と書かれた箱を指差した。
それは、50ccのイチジク浣腸10個入りだと、箱の外面を見た清美には理解できたが、
先の話だと、これを全部使いそうなNに対して怯えを感じていた。
「奥さん、浣腸するからな。
下は脱がせてもらうぜ。でも、その前に。」
Nは、そう言ってトイレに連れてくるために元に戻したパンツの正面をおもむろにつかみ、
それは清美の敏感な部分にこすり付けるようにしてから、脚を開くように清美に命じ、
何の躊躇もなく一気に引き下ろした。
「さぁ、男に浣腸されたことないんだろ、奥さん?
初めてされる浣腸がどんなもんか、よく味わうんだぜ。」
Nはそう言って、清美を洗面台の鏡の前に追い立て、上半身を折るように命じる。
嫌がる清美に、Nは先ほどはぎ取ったパンツを裏返して、猥らに感じさせられた証の濡れた部分を鏡に見せながら、Nは清美を追い立てる。
「これを旦那の顔にかぶせてやってもいいんだぜ。
それが嫌なら、さっさと浣腸されるんだ、奥さん。」
清美が見る鏡の中で、嬉々とした顔で清美の恥ずかしい証拠がわかるように、
それを裏返して広げて鏡に向かい突き出すNの姿があった。
「わ・・・わかりました・・・」
清美は屈して、上半身を折って洗面台の脇に付けた。
その恰好は、スリップが上にひかれ、熟した尻をNに晒し、浣腸を欲しがるポーズにしか見えなかっただろう。
顔を上げれば正面に、これから浣腸されることを覚悟した自分の顔が見えた。
観たくないので、清美は顔を伏せた。そんな清美に、Nは鏡を見るように促す。
「イヤ・・・鏡で・・・
自分の惨めで恥ずかしい姿を見るのは・・・
死ぬほど恥ずかしいから・・・」
それが清美の本音だった。
しかし、サディストのNは、清美の逃避を許さない。
「奥さん、バカだな、あんたは。
恥ずかしく思うことや、苦手なことを俺みたいなドSに言っちゃだめだよ。
次の時は、鏡の前で、うんと恥ずかしい思いをさせてやるぜ。それで感じるようにもな。
さぁ、ちゃんと顔を上げて見ないと、さっきのパンツをMに投げて旦那の目隠しをとさせてから
かぶせることになるぜ。」
この男に快楽を与えられたのは、その後で自分を脅し、意のままにすることだったのだと、
清美はこの時初めて気付いたが、それはもう手遅れであり、とっくに清美はNの手の中で弄ばれ続けている
のが現実であった。
清美は、Nに従い、顔を上げ、鏡を見た。
そこに写っていたのは、自分の悲しげな顔だけでなく、
イチジク浣腸を差し出して見せるNの姿も見つけることができた。
続く