上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
清美は、腹部に痛みを感じ始めていた。
それを裏付けるように、ギュルルという音が、傍にいるNにまで、連続して聞こえるようになり始めた。
「お願い・・・もう・・・我慢できないの・・・
ここから出て・・・一人にして・・・私・・・もう・・・」
清美は排泄感に苛まれ、便器を使うからNに出るようにと伝えたのだが、Nは清美を突き放す。
「奥さん、手を縛られてどうやって一人で用を足すんだい?
ここからが面白いんじゃないか、奥さん。さぁ、出せ。出してすっきりしな。」
そう言ってNは便座を手で跳ね上げた。
そして、さぁここにしゃがめと言葉と手ぶりで、清美に促した。
逃げる手立てのない清美は、抵抗をした。
しかし、便意が強くなり、やむを得ずそこにしゃがんだ。
それは普通に用を足す向きだったのだが、Nは違う、反対だと言う。
つまり、尻をNに向けて反対にしゃがめと言うのだ。
「そ・・そんな・・・・
せめて・・・出すときくらい・・・自由にして・・・」
清美は精一杯お願いしたが、Nは当然のように聞き入れない。
時間に余裕のない清美は、渋々応じ、身体の向きを変え、Nの望む格好をした。
汗で貼り付く部分のあるスリップだったが、Nは裾をつまみ、完全に清美の尻が見えるようにした。
「奥さん、そろそろ出そうかい?」
清美が力なく頷いたその後だった。
「おい、旦那!
今から、あんたの奥さんが便器に跨って浣腸されたケツの穴から
ひり出すから、静かにしてないと聞こえないぞ。」
先ほどから、猿轡の下で抵抗の声を上げていたFに向かって、Nはそう言い放ち、ユニットバスの扉を開けた。
「い・・・イヤ・・・
閉めて・・・お願いですから・・・ドアを閉めてください・・・。」
清美は哀願したが、Nは聞き入れない。
ドアが開けられたまま、清美の排泄器官は崩壊の時を待つだけとなってしまった。
「お願い・・・聴かないで・・・あなた・・・」
清美は、「夫」のFに向かって、そう言うのが精いっぱいだった。
その声を聴いたNは、奥さんも声を出して、ひり出す音を消そうなんて姑息な真似したら許さないと言って、清美に猿轡を施した。
「んん・・んぐっ・・・・」
声にならない声を出しながら、Nの目の前でその部分が、ぷっくりと膨らんだ。
感じ取った清美は、無念そうに眼を閉じるのであった。
続く