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屈服への道
Hは本当に侮れない。
初めて触れられるのに、この男は清美の弱いところを心得ているような手つきで、ひたすらにヒップにこだわり続ける。
「んん・・・」
「うっ・・・うう・・・・」
私は、普段の牝泣きを堪えて、低く呻く。
しかし、Hはそれが気に入らないようだった。
「清美部長、観念して、普段どこぞの爺さんの前で女になっているのと同じように、今晩だけ僕の前で女になってもらわないと。」
Hの手は、まだまだ這いまわり、その刺激に思わず私は、ヒップをもぞもぞさせ、悶えてしまった。
「感じるんでしょう?清美部長。
簡単ですよ。『今夜、清美はHさんの前で女になるわ』って言ってくれるだけでいいんですよ。そうしたら、Tバックで隠している穴を、たっぷり可愛がってあげますよ。」
Hは自信たっぷりにそう言って、時折、布越しに前をイヤらしい手付きで触れては離すことを繰り返し始める。
「んん・・あぁ・・あぁ・・・」
清美の口からは、喜悦の声が漏れる。
時折、Hの目の前に晒されたヒップを、もぞもぞと振り、切なげな声は途切れなくなった頃、Hは再び清美に迫る。
「さぁ、清美部長。
僕の前で、一晩だけ女になるんですよね?
はっきり、その口から聞かせてください。」
もはや、冷静にHが部下だとか、年下だとか言えない。
後手に拘束されている手が自由なら、窓のカーテンにしがみついて、よがりそうな快楽に苛まれる。
「わかった・・・わかったから・・・」
清美は、そういうのが精いっぱいだった。
続く