いきなりの・・・駅の近くで逢って話した彼も、車を運転する彼も、全くサディストには見えない普通の紳士。
世間話をして、普通に会話をしてここまで来た。
彼は先にシャワーを使い、部屋を薄暗くした。
私がシャワーを使おうとすると、彼は近くのコンビニに行ってくる、カギをかけて行くと言い、部屋を後にした。
私はシャワーを使う前に、自分でお浣腸の処理を丹念にした。
万一の排泄に備えて、こうしておくのは、完全に習慣になっていた。
シャワーを浴びて、良く体を拭いてから、「女」になるために下着を身に着け、
パンストを穿いて準備は完了。
彼に言われた通り、玄関近くの小部屋の椅子に腰かけて待った。
そこから奥を覗きこむと、薄暗い部屋にソファやTVが見えた。
7-8分待った頃、私は少し不安なことを思い浮かべた。
彼の外出って、もしかして仲間を連れてくるとかではないのか?
それだけは嫌だ・・・
Mというのは、いろんなことを思い浮かべるもの。
拘束もされていないまま待つと言うのは、めったにないことで、
それが清美を一層不安にした。
そんな不安を覚えて少ししてから、彼が部屋に戻ってきた。
「準備できたか?
女の姿してるんだから、女か牝として扱ってやるよ。
そうだな・・・既婚なんだから、奥さんって呼ばせてもらうよ。」
玄関から声をかけられる。
「
はい。」
と答えると、こっちに来いと命じられる。
行くと、玄関で靴を脱いだばかりの彼に命じられる。
「始めるぞ。
さぁ、ドスケベな奥さん、
ケツをこっちに向けて四つん這いになれ!」
清美は言われるままに、そうした。
彼は、いきなり清美の両手首を背後に回し、後手に拘束した。
そして、それだけではなかった。
バシッ!!
いきなり、清美の尻に向かって鞭が振り下ろされた。
「
痛い!」
思わず声を上げたが、この鞭が今夜のプレイの始まりを告げる合図だったのだ。
Tさんの鞭は止むことはなかった。
いきなりの鞭打ちに清美は、痛みを告げる声しか上げられなかった。
続く