取引Tが排泄を許してくれたことで、清美は安堵した。
このまま放置されるだけなら、いずれ中の液体は堰を切って流れ出るしかないのだ。
「
おトイレに行きますから、縄を解いてください。」
清美は、Tにお願いした。しかし・・・
「おい、ケツ奴隷の分際でトイレを使うのか?
ケツ奴隷は、ケツ奴隷らしく、主の前で感謝の言葉を言いながら、
ここで出すのを見てもらうに決まっているだろう?」
Tの言葉に清美は突き放された。
そんな・・・
こっ・・ここでだなんて・・・・
あっ!
オマルがあったのは、そういう意味だったのか?気付いていればよかった・・・・「どうした、奥さん?
ここでぶちまける気か?
ちゃんと用意してあるから、これに出せ。」
Tは清美にやはりオマルを見せた。
しかし、吊られている格好でブルーシートの上のそれにきちんと出せるか?
清美は不安になった・・・。
すると・・・
「ほら、ここにしろ。
跳ねさせて、汚すんじゃないぞ。」
そう言われても、清美は大柄で目指すオマルははるか下に見える。
それに、大量の浣腸液を注入されているので、前からも出してしまうかもしれない・・・
清美には、この排泄が非常に困難だとわかった。
しかし、トイレに行くことは許されず、戒めも解いてもらえそうにない。
「ほら、どうした?」
Tは面白がるように、清美をせっつく。
しかし、そんなにうまくできることは無理だと悟っている。
「
お願いです・・・
せめて・・・せめて・・しゃがめるだけ・・・
縄を緩めてください。」
清美は精いっぱいお願いした。
するとTは、こう言った。
「しゃがんだら、出すところが見られないじゃないか、奥さん。
ちゃんと見せると約束したら、少しは考えてもいいが。」
そんな・・・
しかし、浣腸液は清美の腸内で暴れ続け収まるはずもない。
「そうだ。
吊りはもうこれくらいにしてやるが、奥さんが素っ裸になって、
犬みたいな格好で
浣腸をいっぱいしてください、って
頼むんだったら、それ乗ってやるぜ。
もちろん、出すところをちゃんと見せますとも言ってもらいたいね。」
Tは、本当のサディストなのだ。
そして、Mの尻に強い執着を持っている。
もう何を頼んでもダメだろう。
額から、胸から、そして尻でも汗を流しながら、清美は屈するしかなかった。
続く